ただいま、政情不安によりジンバブエでハイパーインフレが起きてますね。
つまり、お金の価値がさがりまくって、コーヒー一杯飲むにもものすごい枚数のお札が必要なシチュエーションなわけで。
とはいえ、過去のハイパーインフレを見てみると、上には上がいて、Wikipedia によると歴史上最高率のハイパーインフレはハンガリーのだそうで。そのときのハンガリーの通貨・ペンゲーで、10 垓（ガイ）ペンゲー札なるものが発行されかかったとか（実際には印刷しかされてなくて、発行されたもので最高額面は 1 垓ペンゲー札）。
＃日本語だと、ペンゲーだけでなく、ペンゴとも表記されるようで。ペンゴといえば、往年のセガのビデオゲームと同名なので、混同をさけるため、本サイトではペンゲーで統一。
垓というとピンとこないですが、最近、日本の国家予算の単位とかで使われだした、京（ケイ）のさらに 10,000 倍の単位ですよ。京は、ま、比較的ピンとくる 兆 の 10,000 倍です、ちなみに。
#ここらへんの日本式の単位は、江戸時代の数学者・吉田光由によって書かれた「塵劫記（じんこうき）」という本からきているそうですが。
なお、10 垓ペンゲー札は、日本銀行金融研究所貨幣博物館に展示してあるそうで。見に行きてー。
by 借金を多く抱えているため、日本でもハイパーインフレとまではいかなくても、インフレを願う quitada
