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SlimBlade Trackball を修理してみた

かれこれ 11 年以上も使い続けてきたケンジントン社のトラックボール製品「スリムブレードトラックボール」ですが、最近、右ボタンの調子が悪いなーと思ったらついに無反応に。保証期間(5 年)もとっくに過ぎていることもあり、すぐに新品を買いました。

とはいえ、右ボタンのスイッチが壊れただけの可能性があり、スイッチ交換でなおるのではないかと思っていたら、同様の症状が発生しスイッチ交換した御仁を発見。
www.satanokoe.com

こちらのサイト様を参考にスイッチ交換による修理を試みました。結論から申しますと、このサイト様を参考に、無事右ボタンが復活、修理成功しました!

quitada はオムロン製スイッチへのこだわりとかはないので、元からついていたスイッチ(E-Switch 社製の TL1140AF070Q というやつ)の新品をマウザーから調達。10 個購入し、実質 700 円程度の買い物のはずが、海外からの輸送コスト 2,000 円がよけいにかかりました。ぐはぁ。

スイッチ交換作業は上述のサイト様の通りです。古い半田を溶かして除去するのに若干手間取りましたが今回も半田を吸い取るのにホーザン社のソルダープルトが活躍しました。

スイッチ交換してめでたく右ボタン復活!クリック音が低めなやつに変わったというか、あせって買ってしまった新品 SlimBlade と同じような音になりました。さすがに 11 年もたつと採用スイッチも仕様とか若干変わっているんですかね。

スイッチ交換手順に関しては上述のサイト様の通りなのですが、当該サイトに記載されていない観点で、本ブログエントリーではゴム足を元に戻す作業についてレポートしたいと思います。

SlimBlade を分解するにあたって、滑り止めとしてついているゴム足の裏にネジが隠されいるので、それらを一旦とる必要があります。それらゴム足は薄い両面テープのようなものでついていたのですが、11 年も経って劣化している風だったので、新しいものに交換しました。今回は以下のニトムズ社の超透明両面接着シートをゴム足の形に切って使いました。

再接着したゴム足の様子がこちら。我ながら、なかなか悪くない出来です。多少はみ出しても目立ちにくい透明な接着シートを採用して正解でした。

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SlimBlade 裏側

おそらく他のボタンのスイッチも順次壊れていくと思う(特によく使う左ボタン)ので、また同じような作業でスイッチ交換して、またあと 10 年はもちそうな勢いです。