現在 Red Hat 社に所属する田澤さんが書いた記事をみて、いまさらながら思った。
まさに、WebLogic Platform とか商用の J2EE +αな java ベースのミドルウェアと同じような機能をオープンソースソフトウェアである JBoss Enterprise Application Platform で実現できているんですね。
商用ソフトウェアベンダは、オープンソースとの差別化をはかるために、次から次へ、新しいコンセプトの製品をださないとダメなわけだ。
とはいえ、オープンソースのミドルウェアって、ある意味既存の商用ソフトウェアのパクリが多いですよね。それこそ、日本のメーカーが何か製品をだすと、それよりも圧倒的な安い値段で同じようなものを中国のメーカーがだす感覚と似てますね。ソフトウェアは知的財産であるという意味でこれっていいのかな?という気がしなくもない。とほほ。
ま、ただで良質なソフトウェアが使えるのはユーザーにとってはいいことですね。
でも、ただより高いものはない。
ただのものが横行すると、それでビジネスをして給料をもらっていた人が職を失うわけで。
一方で、ただのオープンソースソフトウェアに付加価値をつけてお金をとるビジネスもでてくるわけで。
オープンソースの人気商用ソフトウェアのパクリと、それにともなう商用ソフトウェアベンダの新製品続々投入という流れは当分止まりそうにない。
#ってか、個人的にはむしろ、この流れが好きですね。変化があって。ぐふふ。