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Evernote Windows 用クライアントを version 3.5 から 4.0.1 にアップグレード

Evenote の Windows 用クライアントを version 3.5 から 4.0.1 にアップグレードしました。画面は最近の Windows アプリっぽいモダンな UI になったよ。

断然よくなったのは、動作速度。verion 3.5 は本当にもっさりした感じだったし、個人的にはよくハングしてたイメージがあります。また、Windows のスリープ状態から復帰したときは、真っ黒な画面になったりとか。

本当に軽快な動きになりました。

しかも、通常のメモリ消費量も、半分くらいになっている感じがします。

Evernote 3.5 を会社の Windows XP で常時立ち上げる環境にしてから、PC のスワップがすごい発生するようになってパフォーマンスダウンに悩んでいたんですが、これで解消されるような予感。

逆にちょっと気になった点は、ノートパネル(右ペインのノートの内容を表示しているところ)の PDF ビューワですね。

とあるノートを開いてノートパネルに内容を表示する際、Evernote 起動時のノートパネルの大きさにしたがって、表示する大きさを自動的にリサイズするんですが、Evernote クライアントを閉じるまでその大きさをずっと維持しているようなんです。極端な話、Evernote のウィンドウサイズを極端に小さくして、ノートパネルを開いて、極端に小さく表示された PDF ノートは、Evernote クライアントのウィンドウサイズを最大にしたとしても、ずっと小さく表示されたままでとっても見づらいということです。うむー。

同様に PDF ビューワの動きで気になったのは、PDF 編集後の動きです。ノートパネルの PDF を例えば Adobe Acrobat で開いて、ページを回転させたりとかページ削除したりとか編集して保存して閉じたとします。version 3.5 はその編集内容がノートパネルの表示内容にすぐに反映されたのに、4.0.1 はすぐに反映されないんですね。一回、Evernote クライアントを終了して再起動すると、反映されるようで。

加えてさらに PDF ビューワですが、ローカリゼーションの問題も発見。version 3.5 では、PDF の現在のページ数とページを前後するボタンがずっと表示されてましたが、4.0.1 では PDF にマウスカーソルをおいたときだけ表示されるようになって見た目すっきりしたのはいいんですが、日本語表示にした場合、ページ数の表示がおかしいです。

まず、英語だと、例えば、「26 ページある PDF ドキュメントの 6 ページ目を表示してます」という場合は以下の表示がされています。

ま、Page 6 of 26 ということで、問題ないですよね。しかし日本語表示すると以下のようになってます。

えっと、「6 のうち 26 ページ」とな?意味不明。これだと「6 ページある PDF ドキュメントの 26 ページ目を表示してます」という変な意味になりませんかね?

これは、同じ表現をするときに日本語と英語だと順序が逆になるんで、Evernote に限らず英語を前提に作られた UI 上のメッセージ表記パターンでよくでてくる問題ですよね。「のうち」とか変に日本語にしないで、「/」にして「6/26 ページ」とかにすればいいのに。

Web クリップしたときとか、印刷したときの日本語フォントが変とかいった部分はまだ改善されてないようですが、日本でも Evernote 人口は確実に増えていると思うので、今後の改善に期待。

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