Cell B.E. のプログラミングがとっても大変というか面倒な感じだったので、GPU によるプログラミングも面倒な感じだと思っていたら、なんだか CUDA 使えばそうでもなさそう。
チューニングという観点で、GPU のメモリに転送したり、処理をどう分割するかとか SIMD 化とかそもそも対象となる計算が GPU に向くかどうかの判断とか、そういう難しさはさておき CUDA の手続き的なところはそれほど面倒じゃなさそう。GPU 内でスレッドを複数たてるのも 1 行のコードで終わってしまうし、なんといってもホストコンピュータ側のコードと GPU のコードを同一ソースコードで書けるのは、ソースコード管理の観点で非常にうれしい。
また、動作環境も Cell B.E. だと、PS3 という貧弱な環境しか使えないけど、GPU であれば最近の GeForce を搭載した PC で開発環境も含めた相応の環境が手に入るのでリーズナブル!
あー、やってみてー!
はじめてのCUDAプログラミング―驚異の開発環境[GPU+CUDA]を使いこなす! (I・O BOOKS)
- 作者: 青木尊之,額田彰,第二I O編集部
- 出版社/メーカー: 工学社
- 発売日: 2009/11
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