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バカバカ、アメリカのバカ - 米国金融安定化法案下院で否決の影響

なんだか、日刊化してますが、金融話。米国金融安定化法案下院で否決のおかげで、世界中で株価暴落の嵐。

金融安定化法案が否決されて、金融機関に対する 74 兆円の公的資金導入をしなくてすんだかわりに、株安のおかげで米国のマーケットから 120 兆円ほど失われたわけで。あほやなぁ。

#ま、この 120 兆円はどこに消えたのか quitada 的には謎なんですけど。

理由の一つとして、「金融に携わっている裕福層のしりぬぐいをなんでそれとは関係ない(裕福でない)国民の血税でやらなきゃならないんだ!」という世論の勢力が大きいようで。なんだか、10 年前の日本の住専問題のときの一般的な日本国民の声みたい。でも、公的資金の投入が遅れて、その後の日本がどうなったのかを考えると、学んでないなぁという印象。ぐはぁ。

たしかに、金融系の失態のしりぬぐいを血税でまかなうのは、癪にさわるけど、それをやらないと負のスパイラルが際限なく続いて国民一人一人の経済にも影響してくるので、結局投入した方がよいんだよね。ズバーンと。悪いけど、米国金融安定化法案に反対したアメリカ人は、アホアホいわれているブッシュ大統領以上にアホだ。

#ともあれ、どうして公的資金を導入しなければ大変なことになるのか、国民への十分な説明が必要だったな(10 年前の日本もやはり説明不足だったようで)。NHK 週間こどもニュースみたいな番組で、アメリカ国民にわかりやすく説明すればよかったのに。

あー、10 年まえの日本のフラッシュバック。デジャブー。10 年後には、「米国失われた 10 年」とか言われるんだろうな。でも、アメリカ国内ですむならよいけど、世界経済に影響を及ぼしているのでたちがわるい。迷惑極まりない。今後 10 年が失われるのはアメリカのみならず、世界全体だよ。なんだかもう、資本主義自体、終焉を迎えるのかもしれないなぁ。

でも、デイトレーダーとしては、今日みたいにボラティリティーの高い日はチャーンス!quitada 的には、本日は株ではむしろ儲けがでた。ピンチはチャンスだ。明日は、逆に暴騰することを信じよう。

#でも、外貨預金で損したので、プラマイゼロ。むしろ、マーイ。ぐはぁ。