CentOS で CD-ROM/DVD-ROM のインストールメディアを作成するには ISO イメージを所定のライティングソフトで CD-R/DVD-R とかに焼いてやればよいですね。
# CentOS の ISO イメージは、http://vault.centos.org/ から旧バージョンのものがダウンロード可能です。
特に CD-ROM だと、1 つの OS インストールに、5 枚とか複数必要になることがあります。その場合は、(オリジナルの RHEL がそうだからですが)インストーラーが必要に応じて CD-ROM メディアを交換するようにうながしてきますよね。
VMware 等の仮想基盤上にインストールする際も同様に適宜 CD-ROM を交換することによってインストールが可能ですね。
ただ、仮想基盤上にインストールする際は、わざわざメディアに焼かなくても ISO イメージを直接指定することによるインストールが比較的容易にできますよね。それにこの場合だと、CD/DVD のドライブ装置の不要ですし。
でも、VM として OS インストールする際、ISO イメージが複数ある場合にどうするのか?という疑問が生じます。私の知る限り、ISO イメージを複数指定できる OS インストールツールをもっている仮想基板ソフトはありません。
Xen とか KVM であれば、色々やりかたがあるかもしれませんが、quitada の場合は CentOS の複数の ISO イメージを以下の感じでどこかにそれぞれ異なるディレクトリにマウントします。
mount -o loop /path/to/iso/CentOS-4.5-x86_64-bin2of4.iso /home/quitada/iso/co45/2of4
そして、各ディレクトリの内容を全て、どこか一カ所のディレクトリコピーして、そのディレクトリを http とか ftp、nfs で公開して virt-install コマンドの -l に指定すると virt-manager の GUI ウィザードで指定するといった方法をとります。
で VMware Fusion 3、すなわち Mac OS X でも同じ感じでできるのかと思ったのですが、少なくとも GUI の VM 作成ウィザードに http とか ftp、nfs 経由での OS イメージ参照できる気配がない…。
さてどうしましょうと思っていたら、何のことはない、CentOS インストール中にディスクの交換を促されたら、インストールウィザードが表示されているウィンドウの「設定」を押下して、設定画面がでてきたら「CD と DVD」をクリック、以下の画面に遷移するので、「接続」にチェックが入っていることを確認の上、「ディスクイメージを使用」が選択された状態でメニューから当該ディスクのイメージに変更すれば、ディスクを交換したことになるんですね。
さすが、Mac OS!直感的な解決方法でした。
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