1 年半くらい前に購入した My PC、Dell Studio Desktop 540 ですが、フロントの IEEE1394 コネクタとか PCI Express スロットが認識しない不具合がでつつあった中、今週の初めにはついにグラフィックボードが壊れてしまいました(画面表示がぐしゃぐしゃになって PC がハングする)。
いやはや、こんなにすぐ壊れてしまうとは。当分、DELL 製品は買わないです。おすすめしない。多分、安いから、それ相応の品質なのだとは思いますけどね。
ということで、昨日代替グラフィックボードとして GeForce GTS 250 ベースの ELSA GRADIAC GTS 250G(ビデオメモリ 1GB の方)を購入してきました(17,000 円くらい)。
ELSA GLADIAC GTS 250 512MB AION GD250-512ERSA
- 出版社/メーカー: エルザ
- 発売日: 2009/07/01
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本製品の選択理由は、個人的以下のポリシーに比較的合致していたのでこれを選びました、という程度。
- 2 万円以下
- 今使っているグラフィックボードから若干の性能アップ
- ATI 製品は相性問題で何度もひどいめにあっているので却下
#壊れたグラフィックボードは GeForce 9800 GT で、GeForce GTS 250 は、GeForce 9800 GTX+ 相当だと言われたので若干の性能アップ?
で、店員の方にも「電源容量に注意してください」と言われていたんですが、家に帰って調べてみると、購入してきたグラフィックボードの推奨電源容量が 450W に対して、DELL Studio Desktop 540 の電源は、350W…。と、極めて初歩的なミスをしてしまい、ついでに電源も交換してしまおうと思ったのが、昨日までの話。
#ちなみに、DELL Studio Desktop 540 に標準で搭載されていた電源は、ATX 電源で LITEON の PS-6351-2 というモデルです。
#ちなみに、標準 350W 電源 + GeForce GTS 250 でも電源入って普通に OS が起動して使えました。グラフィックボードに負荷をかけた場合の動作保証は?ですが。
本日は、電源を買ってきてグラフィックボードごと交換しました。電源は、とりあえず以下の基準で選んでみました。
- もちろん、電源容量が 450W 以上
- DELL Studio Desktop 540 で必要とする電源コネクタを最低限備えている(マザー用 24 ピン x1、ATX CPU 4 ピン x1、S-ATA x4、PCI Express 6 ピン x1)
- 1 万円以内
- 日本製 105℃コンデンサ使用
- 80 PLUS ロゴ取得
でチョイスしたのは、「剛力3」の 700W 版です(1 万円くらい)。
サイズ 高信頼・静音電源 剛力3プラグイン 700W 80PLUSブロンズ GOURIKI3-P-700A
- 出版社/メーカー: サイズ
- 発売日: 2010/10/22
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なるほどー。最近のはケーブルがプラグイン形式になっていて、必要なものだけつければいいんですね。
それでは、早速作業。
まず電源のリプレースですが、元から付いていたのを取り外す際はさておき、新しく取り付ける場合は PC ケースのフロントパネルをはずして、5 インチベイについている DVD ドライブをはずして、十分なスペースを確保しないと取り付けられませんでした。
次に、グラフィックボードの取り付けです。GeForce 9800 GT は、PCI スロット 1 つ分のスペースで収まるのに対し、GeForce GTS 250 は 2 つ分を必要とします。ま、最近のグラフィックボードの傾向ではありますけど。そしたら、以下のように、マザーボードに垂直にささっている S-ATA コネクタの 1 つと干渉して取り付けられない状態にありました。
# ELSA のこのグラフィクボードは、NVIDIA のリファレンスボードよりも奥行きが短いらしいので、リファレンスボードだと S-ATA のコネクタ 2 つ分干渉していたことでしょう。
なので、干渉してしまう部分は、以下のようにマザーボードに対して水平になる(90°曲がっているもの)コネクタに変更して干渉しなくしました。
で、出来上がりが以下のような感じ。新しく搭載した電源のプラグインケーブルが思いの外、太くて長くて黒くて、以前よりも窮屈なイメージです。
そんでもって、電源 ON!うはー。電源とグラフィックボードのファンの音が静かすぎて、動いているのかどうか不安になる…。ともあれ、動いています。
ついでに、3DMark 2006 で GeForce GTS 250 環境の性能測定をしてみました。
3DMark Score: 11348.0 3DMarks
SM2.0 Score: 4364.0
HDR/SM3.0 Score: 5241.0
CPU Score: 3463.0
全体的には、以前測定した GeForce 9800 GT の結果よりも若干上回っている感じ。SM2.0 のスコアが若干落ちているのは、ドライバのリビジョンの違いか、3DMark 2006 のパッチ適用レベルの違いか、あるいは SM2.0 の部分は本当に性能を落としているのかは、不明。