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Windows Vista のデスクトップサーチのインデックスが勝手に再構築される件

Windows Vista のデスクトップサーチのインデックスがしょっちゅう勝手に再構築されて、Outlook の検索とかがインデックスができあがるまでしばらくできなくなるという事象に悩まされておりました。インデックスが再構築されるだけでなく、どのフォルダをインデックス作成対象にするかといった設定もきれいさっぱりデフォルトに戻っているんですよね。

XP と違って、Vista ではデスクトップサービスをアンインストールできないし、一時停止しても 15 分しか止まらないんですよね。検索できなくならまだしも、インデックス再構築中はディスクを激しくアクセスして Windows の動作が結局のところモッサリしてしまって腹立たしいんですよね。ぐはぁ!

まー、パソコン使っている間は Windows Search サービスを止めて、夜寝るときにサービスを再開して、パソコンの電源そのままいれておいて、パソコンを使ってない間にインデックスを作るってのもありかもしれないけど。

ともあれ、会社の XP パソコンでは何度もインデックス再構築ってことは全然ないんで、おかしいなぁと思っていて、本日 Norton Ghostノートンゴースト)でディスクのフルバックアップ作業を行った後にいままで構築した数十万個のサーチインデックスと、設定内容がばっさり消えていることに気がつきました。おまえかよ?> Norton Ghost

Norton Ghost 14.0

Norton Ghost 14.0

ということで、サーチインデックスファイルが作られるディスクのバックアップを取らないようにしたら(当方の環境では D ドライブ)サーチインデックス強制再構築現象が再現しなくなりました(2/3 現在、これでも再現しましたが)。

ただ、サーチインデックスファイルを作っているディスクは、当方の環境では他にもユーザーデータとか色々と入っているので、ここをバックアップとれないのは痛い! Norton Ghost でディスクまるごとバックアップモードは、バックアップ除外対象フォルダの設定とかできないっぽいし、ファイル・フォルダ単位のバックアップ機能ではバックアップに時間がかかりすぎて使えないし(途中、30 時間かかるとか言われて、8 時間たっても終わらなかった)。

ということで、当面は、サーチインデックスファイルを作っているディスクだけは、会社でよく使っているフリーの Backup というバックアップソフト(FFFTP の作者で有名な Sota さん開発)でバックアップすることにしました。

ともあれ、Norton Ghost と Backup の 2 つのソフトを使ってバックアップというのもスマートでないんで、サーチインデックスファイル用のディスクドライブを追加することにしました(で、このディスクは Norton Ghost バックアップ対象外にする)。しかも、今流行の SSD で高速インデックス作成・アクセスを実現することにね。ぐふふ。とりあえず、32GB で Indilinx 製のコントローラを使っているっぽい速そうなやつで。

また、バックアップする必要のなくて高速アクセスしたい一時ファイル格納用にも使えますね。

P.S. その 1
インデックスの強制再構築がされる場合、たいてい Outlook を終了させると、終了処理でハングしてしまう現象も起こっているので、Outlook を閉じてから Norton Ghost でバックアップとったら、今度はうまくいったように見えましたが、それでもバックアップ後に Outlook を起動したらインデックス再構築現象発生。今度は、Outlook を閉じて、Windows Search サービスも停止してからバックアップとってみることにします。とほほ。

P.S. その 2
Outlook の異常終了も Norton Ghost も関係なく、何の脈絡もなくサーチインデックスの勝手に再構築現象が発生してしまいました。ということで、Windows Search は糞扱いとし、停止して、代わりに Google Desktop サーチを使うことにしました。やっかいな Windows Serach サービスの止め方等手順に関してはこちら

P.S. その 3
この、何の脈絡もないサーチインデックス勝手再構築現象が Windows 8.1 でも発生してしまいました。なんか、インデックス数が 100 万超えたあたりから発生しやすくなる模様?ともあれ、Outlook 使うのやめれば?というごもっともなご意見も、まぁまぁ、ごもっとも。でも、メールの移行がめんどい…。

P.S. その 4
とりあえずダメ元で、インデックス再構築ボタンを押してみました。そしたら、インデックスが削除されてまた 0 個から始まると思ったら、28 万個ほどのインデックスがすでに構築された状態になったんですね。もしやと思って、Outlook を閉じてから、インデックス再構築をしてみたら、0 個から始まったんですね。Windows ファイルシステムってファイルが何かのプロセスにつかまれていると、他のプロセスからのファイル消したり更新したりできないというクソ仕様があるじゃないですか?つまり、Outlook がインデックスファイルをつかんでしまっている状態だったんですね。この状態だと、おそらくインデックスファイル作成しても、Outlook を閉じるまで大本のファイルに反映されなくて、その状態が続くと、バサッとせっかく作成したインデックスを破棄してしまっているのでは?と推測。ということで、Outlook をこまめに閉じてみることにしました。なんか、他のアプリ(特に、色々とファイルをつかみまくる IE とか)やらファイルをつかみそうな常駐プロセスはこまめに閉じるようにしてみよう!そうしよう!(2015/2/16)

P.S. その 5
P.S. その 4 でやってみた施策もだめ。インデックス 100 万個作成したあたりで、再構築がなされてしまう…。これが、Windows サーチの限界なのかどうかは不明だけど、もうやってられないので、Thunderbird へ移行したよ。Outlook に拘る理由はないし。(2015/2/28)

わかるThunderbird―for Windows/MacOS X/Linux (I・O BOOKS)

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