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ICOCA/PiTaPa 研究

出張や旅行で、関西地方に行くことが増えたので、ICOCAPiTaPa を持つことを検討中。もちろん、ポイント狙いなので現金チャージではなくクレジットカードチャージ狙い(最悪、クレジットカードでチャージできてポイントはつかない、でもよい)。

関東圏では、タクシーを除く交通機関Suica があれば PASMO 区間電子マネーでカバーできて非常に便利ですね。いわゆる相互利用可能ってやつで。同様に、大阪を中心とする関西圏においては、ICOCA があれば PiTaPa 区間電子マネーでカバーできます。でも、どれか一枚で関東・関西圏の交通機関をカバーするとなると、現時点では無理のようで。たとえば、Suica を持っていても、PASMOICOCA 区間ではカバーできても、PiTaPa 区間はカバーできません(相互利用の相関図はこちらのサイト様とか参照)。

Wikipedia によるとSuicaICOCAPiTaPa の相互利用をすすめる宣言が 2004 年になされているようですが、進んでいるという話しも全然聞きませんねぇ。

#と、2013 年 3 月に突如相互利用できるようになりましたが。

となると、現時点では ICOCAPiTaPa を持つ必要があります。そして、繰り返しになりますが quitada 条件としてはクレジットカードでチャージできること。

まずは、ICOCA について調査。

クレジットカードでチャージできる ICOCA は、SMART ICOCA といって、公式サイトによると各種クレジットカードでチャージできるようです。JR 東日本の場合、おサイフケータイを除き Suica へのチャージは VIEW カードしばりなんで、より柔軟で良いですね。

次は、PiTaPa について調査。

PiTaPaSuicaPASMOICOCA と違ってポストペイなんで、基本チャージ不要なんですね。なんで、決済のためのクレジットカードとの紐づけがマストなわけです。quitada は三井住友 VISA カードユーザーなんで、付帯カードである「PiTaPa カード」を発行すればすぐ使えそうです。

PiTaPa のクレジットカード審査は三井住友 VISA がやっていて、PiTaPa のカードリーダーも iD と同じプラットフォームなんで、当然のことながら三井住友 VISA でも使えるということか。

残念ながら、三井住友 VISA カードのポイントは付かないようですが、一定以上たまると自動的に PiTaPa 区間交通機関代金の割引に充当されるもので、ポイント管理自体は楽ですね。問題は、プリペイド前提の ICOCA 区間で使用するためにチャージが必要ということです。オートチャージを設定していると、おそらく三井住友 VISA カードから自動的にチャージされるようですが、PiTaPa 区間交通機関を使わないとチャージされないようで。しかも、プリペイド部分の残額が 1,000 円をきったらチャージされるといった、固定的なもののように見えます(5,000 円切ったらとか、任意のしきい値に変更できないっぽい)。加えて、オートチャージ以外のクレジットカードによるチャージ(JR 東日本の VIEW アルッテのような端末からの任意チャージ)ができそうな雰囲気がない。こちらのサイトとかによると、みどりの窓口でチャージできるようなことが書いてあるけど 2 年前の情報のようで、Wikipedia の ICOCA のページのここを見ると、みどりの窓口での ICOCA へのクレジットカードチャージ自体が 2008 年 6 月 30 日からできなくなっているようで、であれば PiTaPa もできなくなっているのではないかと推測。

また、三井住友 VISA の PiTaPa は、1 年間全く使わないと 1,050 円徴収されるそうです。関東圏では PiTaPa が使えそうなところがあまりなくて、「PiTaPa を使うぞ!」という本末転倒な目的意識を持たないとまず使えないので、関西出張に行かないようになれば、徴収される可能性が高い。うむー。

ということで、quitada 的には SMART ICOCA かな。