今日は、日興コーディアル証券売却先として三井住友フィナンシャルグループが優先交渉権取得とか、新生銀行とあおぞら銀行が来年合併とかの金融再編ニュースが、土曜日だと思って油断していたら立て続けにでてきましたねー。
前者に関しては、予想通りというかなんというか、赤いところはモルスタ吸収・青いところは新光合併で大変なので妥当なところに落ち着いたといえばそれまでであまりサプライズはないですが、3メガフィナンシャルグループの証券部門が拮抗した状態になりそうで興味深いです。
後者に関しては、弱者連合だの言われておりますが、外資が入っているので日本ではできないより一層フレキシブルな経営での建て直しをしていただきたいところ。ともあれ、実現すればこれで総資産が日本の金融業界 6 位の金融グループ誕生ということになるそうで。なお、日本の金融機関総資産ランキングは以下のサイト様とか参照。
これに触発されて、住友信託銀行と中央三井トラスト・HD 連合のメガ信託とか、横浜銀行を中心とした関東を地盤とするメガ地銀というか日本版バンカメみたいなものが誕生すると興味深い。
個人的には、金融系 IT で商売しているので、お客様対象数が減ってしまうという懸念はあるものの、一方、合併して大規模金融機関が誕生して、うちの会社の金融 IT ソリューションを導入して効果がでる規模となり、むしろ潜在的なお客様が増えていただく可能性が高いと淡い期待を抱きつつ。ぐふふ。