ZDNET の記事によると、日本 BEA システムズの当面の SOA 戦略として、BPM に力をいれていくようですね。BEA 社の SOA リソースセンターのこちらによると、業務プロセスの見える化と効率化という点で、同社の製品(BEA AquaLogic BPM Suite)がキーとなっていくのだと思われます。
SOA に限らず「見える化」(なんか、もっとかっこいいいい方ないのかな?)は重要で、やっぱりヴィジュアルに訴えるものは説得力がありますよね。
SOA は特に抽象的・概念的で、それを具体的に見えるようにすることにはとても意味があると思います。
まー、SOA = BPM ということではないですし、個人的には別に SOA 的なアプローチを採用しようがしなかろうがどうでもいいんですが、業務アプリケーション開発の人が BPM 製品を使って、業務をダイレクトに実装できるとうれしいですよね。逆に、SOA、SOA とかいっても、実際にそれを動かしているインフラ(ハードウェアとか、OS、ミドルウェア)がきちんと動かないとナンセンスだと思っている人は、業務のことを考える割合が減ってインフラ開発に注力できて、それもまた幸せですね。
詳説 ビジネスプロセスモデリング ―SOAベストプラクティス (THEORY/IN/PRACTICE)
- 作者: Michael Havey,長瀬嘉秀(監訳),永田渉(監訳),株式会社テクノロジックアート
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