以前から、Windows Vista 環境において、デフォルトで動いている MS の Windows Search サービスのデスクトップサーチインデックスが何かのタイミングでリセットされて再構築される現象に悩まされておりました。何日もかけて数十万個のサーチインデックスを作成し、そして再構築されるんです。Outlook の検索が表示されなくなるは、インデックス作成のためずっとディスクアクセスしてパフォーマンスは落ちるわで非常に迷惑しておりました。
ずっと原因を模索しておりましたが、本日、何もしてないのにいつのまにかまたインデックスがリセットされて、またはじめから作り直しているアホな Windows Search サービスがそこにいたので、ブッ殺しました。そして、気がついたらそこには Google Desktop がインストールされてました。また、Google 依存度があがってしまいました。
ということで、Windows Vista ではじめから動いてパフォーマンスダウンを引き起こすはた迷惑な Windows Search サービスを止めて、Google Desktop サーチへ乗り換える手順をまとめてみました。
1.迷惑な Windows Search サービスを止める
まず、MS のサイトのこちらにしたがって、管理ツールからサービスを開きます。Windows Search というサービスをダブルクリックして、以下のようにスタートアップの種類を「手動」あるいは冷酷に「無効」とし(おすすめは「無効」で、「手動」だと再起動後になんだか強制開始されるようなんで)、停止ボタンを押してサービスを終了させて、「適用」ボタンを押します。
これで、Windows 再起動後も Windows Search サービスが起動しない(無効にした場合)のでパフォーマンス劣化を防ぐことができます。
2.Google デスクトップのインストール
Google のこちらから Google デスクトップのダウンロード・インストールを行います。インストールが終了・起動したら、以下のように青赤黄緑チックなアイコンがタスクトレイにでてきますね。
quitada はガジェットは Windows Vista のやつを使い、あくまでデスクトップサーチでしかも主に Outlook のメール検索だけ Google さんにお願いするので、こいつを左クリックしてでてきたメニューのうち「なし」と書いた部分を左クリックします。
3.インデックスファイルの作成場所のカスタマイズ
Google デスクトップの検索用インデックスは、デフォルトでは C ドライブに作られます。quitada 的には最も高速なディスクを搭載している D ドライブにインデックスファイルを作りたいんですが、オプションの標準設定項目で変更できないようです。うむむ!と思っていたら、以下のサイト様に解決策がありました。
Google、Microsoft、Yahoo!のデスクトップ検索を比較検証する
TweakGDS というフリーのソフトを使えば、インデックス作成フォルダを変更できるんですね。なお、ここで設定した後に Google デスクトップのオプションで内容を変更すると、インデックス作成箇所がまた C ドライブの所定の位置に戻ってしまうようなんで注意してください。